「バイトを始めたいけど、コンカフェとガールズバーの違いは？」
「コンカフェとガールズバー、どっちが自分に向いているかわからない……」
女性が稼げるバイトを始めたいと思ったときに、コンカフェやガールズバーが候補にあがることがあります。
どちらも接客をするというイメージはあると思いますが、実際にどういう違いがあるかわからない人も多いのではないでしょうか？
コンカフェやガールズバーはきついというイメージもあり、バイトを始めることにも不安がある人もいると思います。
今回はコンカフェとガールズバーの違いについて解説します。
この記事を読めば、そもそもコンカフェやガールズバーとはどういうものかという疑問から、どちらでバイトをするほうが向いているかなどがわかるでしょう。
コンカフェやガールズバーでのバイトをきっかけにしてください。
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コンカフェとガールズバーの違いとは？
どちらも女性が接客をする仕事という点では同じですが、接客スタイルやお客さんの目的に違いがあります。
詳しく見ていきましょう。
コンカフェとは？
コンカフェはコンセプトカフェの略で、店舗ごとに独自のテーマや世界観があります。
世界観に沿った接客、インテリア、衣装、メニューなどを提供することで、ほかのカフェやバーと差別化をしています。
例えばメイドカフェや男装カフェ、ナースカフェなどがコンカフェといえるでしょう。
コンカフェの中でも、一般的なカフェに近い店舗からバーに近い店舗までさまざまです。
カフェに近い店舗だと、キャストはホールスタッフとして働くことが多く、かわいい衣装を着てお客さんに料理や飲み物を提供します。
お客さんがキャストと一緒にチェキ撮影ができるお店もあります。
昼間から夕方の時間帯までのところが多いです。
バーに近い店舗では、バーカウンターにコンセプトに合った衣装を着た女性がいて、お酒を作ったり、提供したりして接客をおこないます。
チェキ撮影以外にも、お客さんがキャストに飲み物をご馳走したり、キャストと遊べるコンセプトに合ったゲームなどが用意されているところもあります。
営業時間は夕方から深夜です。
コンカフェの中でもお店によってカフェ形式とバー形式があるので、バイトをするときは事前にどちらの形式か確認するようにしましょう。
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ガールズバーとは？
ガールズバーでは女性がバーカウンターで接客をおこなうショットバーのことです。
一般的に夜のお店の一つとされていて、お客さんはお酒を飲みながら女性キャストとの会話を楽しみます。
一緒にお酒を楽しむことも多く、お客さんがキャストにお酒をご馳走する場面が多くあります。
お酒を提供する場のため、営業は夕方から深夜にかけての時間帯が多いです。
つまり違いって何なの？
コンカフェは世界観の中でキャストとのコミュニケーションの時間を提供しているのに対して、
ガールズバーはお酒を飲みながらキャストとのコミュニケーションをとる時間を提供しています。
どちらもキャストとのコミュニケーションを目的としているお客さんが来ますが、その手段がコンセプトを通してか、お酒を通してかの違いです。
来店するお客さんもコンカフェだとオタクと呼ばれる男性が多いのに対し、ガールズバーはお酒や女性と話すことが好きな男性が多いです。
コンカフェ・ガールズバーのあるなし調査！
コンカフェとガールズバーの違いについて解説しましたが、さらに比較をして深掘りをしていきましょう。
バイトをするうえでの違いがあるため、自分が重視しているところがどちらに当てはまるかを考えてみてください。
高校生でも働けるのはどっち？
高校生でも働けるのは『コンカフェ』です。
コンカフェはカフェ形式をとっているところも多く、お酒の提供自体をしていないところもあります。
かわいい衣装を着られるカフェなので、高校生でも働きやすいです。
高校生で働きたいという人はコンカフェを選んでみてください。
ガールズバーの中でも高校生が働けるところはありますが、かなり稀です。
ガールズバーではほとんどのお店がドリンクバック制度を導入しています。
お酒を飲むことで給料が上がるということをベースにしているので、お酒が飲めない高校生は採用していないところが多いです。
またガールズバーは夕方から深夜の時間帯が多いですが、労働基準法により18歳未満の人は午後10時から午前5時の時間帯は働くことができません。
夜の時間帯がメインになることから高校生を採用していないということもあります。
コンカフェでもバー形式のところでは高校生が働けなかったり、ガールズバーでも高校生から働けるところもお店によってはあります。
採用情報や営業時間などを確認してみましょう。
同伴・アフターがあるかもしれないのはどっち？
同伴・アフターがあるかもしれないのは『ガールズバー』です。
同伴やアフターは営業時間の前後にお客さんがキャストとの時間を楽しむことで、お店への来店につなげます。
コンカフェはお店の世界観を楽しむということを重視しているので、同伴やアフターはほとんどありません。
ガールズバーではお客さんとの関係性を築いたり、お店にお客さんを呼ぶことに繋がるため、同伴やアフターをしている店舗もあります。
同伴やアフターをした人にバックがあるところもあれば、バックはないけれどお客さんが来てくれるため自主的にする人もいるでしょう。
同伴やアフターはしたくないという人は、コンカフェを選んだほうがいいでしょう。
ただし同伴やアフターの考え方は店舗によって異なります。
ガールズバーの中でも、お客さんと店外で会うことを禁止しているお店もあります。
トラブルの元にもなるので、お店の考え方とのすり合わせは必要です。
深夜営業があるのはどっち？
深夜営業があるのは『ガールズバー』です。
ガールズバーはお酒を飲むことを目的としているため、夕方から深夜の時間帯に営業していることが多いです。
深夜の時間帯は給料が上がるため、より稼ぎたい人はガールズバーが向いています。
コンカフェの中でもバー形式のコンカフェは深夜営業をすることが多いです。
カフェ形式のコンカフェはお昼から夕方にかけての営業が多いため深夜営業はありませんので、深夜営業はしたくないという人はカフェ形式のコンカフェを選びましょう。
お酒を飲めたほうがよいのはどっち？
お酒を飲めたほうがよいのは『ガールズバー』です。
ガールズバーでは基本的にドリンクバックという制度を用いています。
お客さんにたくさんお酒をご馳走してもらい、たくさん飲むことで給料も上がるので、たくさん飲めるほうが給料にも反映されます。
またガールズバーに来るお客さんはお酒を通してキャストと交流することを目的としているので、たくさん飲んでくれる女の子の方が嬉しいものです。
お酒が苦手な人や全く飲めない人はコンカフェのほうがいいでしょう。
コンカフェでもバー形式のところはドリンクバックがあるところもあるので、ドリンクバックがある場合はお酒が飲めた方がいいので、お店の選び方には注意が必要です。
ぶっちゃけ稼げるのはどっち？
ぶっちゃけ稼げるのは『ガールズバー』です。
コンカフェやガールズバーは『基本給＋ドリンクなどのバック』という形で給料が出ます。
ガールズバーでは一緒にお酒を飲むというイメージがすでに定着していて、ドリンクをご馳走してあげることが前提になっているお客さんが多く来店します。
コンカフェは世界観を作っているイメージが強いため、ドリンクをあげることが浸透していなかったり、あげても1杯くらいなど、ドリンクバックで稼ぐのはなかなか厳しいです。
より多く稼ぎたい人はガールズバーのほうがいいでしょう。
ただしコンカフェでも上手にドリンクをおねだりしたり、チェキを撮るように誘導したりできる人はバックが多くもらえるため、稼ぐことができます。
稼げるかどうかはバックで給料が大きく変わるため、稼げるかどうかはその人次第です。
関連 コンカフェは稼げるって本当？売れるコンカフェ嬢になるための5つの方法
ちなみにコンカフェとメイドカフェの違いは？
メイドカフェはコンカフェの中の種類の一つです。
「おかえりなさいませ、ご主人様」というフレーズが有名ですよね。
お客さんをご主人様、お嬢様と呼び、家に帰ってきたというコンセプトでメイドがお客さんにお給仕をします。
メイド服を着て料理や飲み物を作ったり、持っていったりします。
メイドカフェはカフェ形式をとっているところが多いです。
関連 コンカフェとメイドカフェの違いとは？あなたが働きたいのはどっち？
コンカフェとメイドカフェはどっちが稼げる？
コンカフェのほうが稼げます。
メイドカフェはチェキがバックになることが多いですが、コンカフェではお酒がバックになることが多いです。
チェキの撮影はコアなファンでないとなかなか撮ってくれませんが、コンカフェでドリンクを注文してもらうことのほうがお願いしやすいです。
稼ぎたい人はドリンクバックのあるコンカフェを選びましょう。
【Q&A】コンカフェとガールズバーの違いのよくある質問
コンカフェとガールズバーの違いについて気になる人によくある質問をまとめました。
バイトをする上で気にしておいたほうがいい点があるので、確認してください。
コンカフェは闇深いと言われる理由は？
コンカフェは闇深いと言われる理由は、悪質な客引きやぼったくりなどが横行しているというイメージがあるからです。
お店によっては客引きをしなければいけない店舗もあります。
悪質でなくとも客引き行為自体で悪い印象を持たれることもあるため、闇深いと思われている可能性があります。
またコンカフェはカフェを楽しむ場所ではなく、キャストとのコミュニケーションを楽しむところです。
一般的なカフェよりも高くなる傾向があります。
ドリンクバックもあるため、ぼったくりまではいかなくとも料金が高いため闇深いと思う人もいるでしょう。
すべてのお店が悪いわけではありません。
バイトをしようと思う場合は、インターネットやSNSで情報を事前に入手して、悪い情報のないお店で働くようにしましょう。
コンカフェバイトは大学生に向いてる？
実はコンカフェのバイトは大学生にとても向いています。
夕方から深夜にかけてのバイトなので、学業との両立がしやすいです。
かわいい衣装を着て接客ができることは楽しいですし、お客さんとコミュニケーションをとる機会も多いので、コミュニケーションスキルも向上します。
大学生で楽しくバイトがしたい、稼ぎたいという人はぜひコンカフェを選んでみてください。
ただし就職活動のときに履歴書にバイトを書きたい人は、コンカフェのバイトはおすすめしません。
今はコンカフェもメジャーになってきていますが、まだコンカフェへの理解がない人が多く、年配の人だと水商売という認識をしている人もいます。
完全なイメージではありますが、悪い印象を持たれる可能性もあります。
履歴書に書くときはほかのバイトを書くか、『カフェ店員』や『接客業』など印象を和らげる書き方にするといいでしょう。
コンカフェバイトはぶっちゃけきついって本当？
コンカフェのバイトはきついというイメージがありますよね。
いくつか要因がありますが、一番きついと思われるところがお客さんとのコミュニケーションです。
一般的なバイトは料理や飲み物をお客さんに運ぶだけでいいですが、コンカフェではお客さんとの会話をすることが必要になります。
そもそも人とコミュニケーションをとることが苦手な人はきついと感じるでしょう。
特にコンカフェではコンセプトが決まっているため、コンセプトに合わせた接客をしなければいけません。
はじめは恥ずかしさやお客さんの無茶ぶりがきついと思う人もいるかもしれませんが、慣れてくれば楽しく働くことができます。
またコンカフェのバイトをするのは女性なので、女性だけのコミュニティだと人間関係が難しくなりがちです。
人気があるかないかで給料も関わってくるので、上下関係ができやすくなります。
人間関係がきっかけでコンカフェのバイトを辞める人もいて、そういう店でもコンカフェバイトはきついと言われます。
コンカフェバイトが危ないと言われる理由は？
コンカフェのバイトが危ないと言われる理由は、お客さんとの距離感が近いことが原因です。
コミュニケーションをとることが必要なバイトだからこそ、お客さんと楽しく会話をしたり、仲良くなって関係性を築くことで再度来店してもらえるようにします。
しかしその過程でお客さんから過度に執着されたり、ストーカーになるのではないかという懸念を抱く人もいるでしょう。
普通に来店しているお客さんはほとんど危ないということはありません。
お客さんとの距離感を上手に計りながら接客をすれば大丈夫です。
関連 コンカフェバイトは危ないの？危なくないコンカフェバイトを見つける方法
コンカフェとガールズバーの違い｜まとめ
今回はコンカフェとガールズバーの違いについて解説しました。
- コンカフェはお店の世界観の中でキャストとのコミュニケーションを提供
- ガールズバーはお酒を飲みながらキャストとのコミュニケーションを提供
- 高校生が働けるのはコンカフェだが深夜には働けない
- 同伴・アフターがあるかもしれないのはガールズバー
- 深夜営業があるのはガールズバー、バー形式のコンカフェ
- ガールズバーではドリンクバックがあるので、お酒を飲めた方がいい
- ガールズバーのほうがドリンクをおねだりしやすいので、稼げる
コンカフェとガールズバーを比較してみてどちらのほうが自分に合っているのかを確認してみてください。
お店によってコンセプトや営業形式も違ってきます。
バイトをする際は事前に募集要項を確認したり、店舗に直接問い合わせたりして、不安なところを解消して応募するようにしましょう。
またコンカフェはきついという印象もありますが、お客さんとのコミュニケーションを楽しめる人や女性同士の人間関係に不安がない人にとっては働きやすい環境です。
この記事を読んで、バイトをしてみたいと思った人は、ぜひコンカフェで働いてみてください。
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