「コンカフェとメイドカフェって何が違うの？」
「じぶんがどっちに向いてるか知りたい！」
コンカフェやメイドカフェで働いてみたいけど、何が違うのかわからないという人も多いのではないでしょうか？
かわいい制服をきて働ける、憧れのコンカフェやメイドカフェ。
実は似ているようで接客スタイルや仕事内容は少しずつ違うのです。
そこで今回は、コンカフェとメイドカフェの違いについて、お客さん側だけでなく働く側からも解説していきます。ぜひ、働きたいお店を探す参考にしてくださいね。
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コンカフェとメイドカフェの違いとは？
コンカフェとメイドカフェ、どちらも「世界観が決められたお店」ですが、システムや仕事内容は違う部分が多いのです。
まずはそれぞれについて解説していきます！
コンカフェとは？
コンカフェとはコンセプトカフェの略語で、その名の通りコンセプトのあるお店のこと。
お店ごとにプリンセスや人形、チャイナなどコンセプトが決められており、その世界観に沿ったメニュー・内装・制服などが揃えられています。
広く捉えると猫カフェや漫画喫茶などもコンカフェに分類されますが、ここでは女性の従業員がメインに接客するお店を「コンカフェ」と定義します。
コンカフェはバーのような接客スタイルで午後や夕方頃から営業し、夜間や朝まで開いているお店が多いです。
お客さんからドリンクをもらい、一緒に飲むこともあります。
世界観の一部としてお客さんと会話を楽しむのがメインの仕事です。
関連 コンカフェとは？何するところ？種類や代表的なエリアを紹介
関連 コンカフェの仕事内容まとめ！やること・やらないこと
メイドカフェとは？
メイドカフェも、コンカフェの一種。
お客さんである「ご主人様・お嬢様」に「メイド」としてお仕えする、という世界観のコンセプトカフェです。
メインの仕事は、その他の飲食店と同じ配膳業務です。
写真（チェキ）撮影やお客様との会話ももちろん業務に入りますが、料理や飲み物を席に配膳するのが主な仕事で、一緒にドリンクを飲むことはほとんどありません。
お店によってはライブパフォーマンスも行います。
「萌え萌え♡」などのおまじないをかけるのは、「メイドカフェ」である場合がほとんど。料理・飲み物の提供時に、お絵描きやパフォーマンスを行い、おまじないをかけます。
ただし、クラシカルなメイドカフェでは飲食をメインにしているため、写真撮影やパフォーマンスはありません。落ち着いた雰囲気で、他の飲食店と変わらない業務内容のみ行います。
つまり違いって何なの？
コンカフェとメイドカフェの大きな違いは、「メイドをコンセプトにしているかどうか」「何を業務のメインとするか」の2つです。
「メイドがお仕えする」というコンセプトのお店が「メイドカフェ」、それ以外も含めたコンセプトをもったお店が「コンカフェ」です。
また、メイドカフェが配膳業務をメインにしているのに対し、コンカフェはお客さんとの会話をメインに仕事します。そのため、おまじないやパフォーマンスがコンカフェではあまり行われないのです。
コンカフェ・メイドカフェのあるなし調査！
コンカフェとメイドカフェの違いは、コンセプトや接客スタイルなどの来店時に分かることだけではありません。
実際に働くことになってから「イメージと違う！」とならないように、従業員側からの違いも解説します。
法律に関わる部分もあるので、しっかり覚えておきましょう。
高校生でも働けるのはどっち？
高校生でも働けるのは、早い時間に営業が終わるメイドカフェがほとんどです。
もちろんコンカフェでも募集がある場合はありますし、メイドカフェでも高校生を採用していないお店もあります。高校生が働けるかどうかは、営業時間と風営法の許可の有無を確認すると良いでしょう。
労働基準法により、22時以降は18歳以上でないと働けないとされています。（厚生労働省）
そのため、朝まで営業しているコンカフェで労働できない高校生は、ほとんど採用されません。稀に日中のみの勤務で採用されることもありますが、違法に22時以降に働かされる可能性もあるため避けるのをおすすめします。
また、お客さんと接触したり、一緒に歌ったりするには、風営法が関係してきます。（法律事務所）
風営法では、18歳未満の雇用が禁止されていますので、お店のメニューや雰囲気を事前に確認できるとよいですね。
同伴・アフターがあるかもしれないのはどっち？
同伴やアフターの可能性があるのはコンカフェです。
メイドカフェでは、お客さんとの連絡先の交換は禁止されています。また、お店の外で会うこと（店外）も同様に禁止です。
一方、コンカフェの中でも特にガールズバーに近い形態で営業しているお店は、連絡先の交換が可能な場合もあります。同伴・アフターという形で店外で会えば、自分の売上に繋げられますよ。
深夜営業があるのはどっち？
深夜営業があるのはコンカフェです。
バーに近い形態である分、お酒を提供することが多いコンカフェ。夕方に開店し、深夜〜明け方まで営業しています。
長い時間働きたい、夜間にできる仕事を探している人にはぴったりですよ！
お酒を飲めたほうがよいのはどっち？
お酒が飲めたほうがよいのもコンカフェ。
メイドカフェではドリンクをもらって一緒に飲むことはないため、お酒が飲める必要はありません。
コンカフェでは、お客さんにドリンクを入れてもらって一緒に飲む接客もあります。
ドリンクはグラス1杯からボトルまでさまざまです。お酒が飲める女の子のほうが、お客さんからしても一緒に盛り上がれるので楽しんでもらえます。
もちろん、お酒が飲めなくてもコンカフェで働けます。ソフトドリンクも用意されているので、安心して仕事できますよ！
ぶっちゃけ稼げるのはどっち？
稼ぎたいのなら、絶対にコンカフェです。
メイドカフェは、普通の飲食店での収入とあまり変わりません。
特に大手のメイドカフェでは、最低賃金に近い場合がほとんどです。チェキ撮影やグッズ販売などによる手当（バック）があっても、1枚数十円程度〜と高額の収入は望めません。
一方コンカフェは、そもそもの時給がメイドカフェより高く設定されています。また、チェキやグッズの他に、ドリンクにもバックが付くため稼ぎやすいです。バック単価も、メイドカフェより高く設定されていることが多いです。
メイドカフェで高収入になるには、お店の中でもトップクラスの人気メイドになることが必要。収入面のみで考えるのであれば、コンカフェを選ぶのがおすすめです。
関連 コンカフェは稼げるって本当？売れるコンカフェ嬢になるための5つの方法
ちなみにコンカフェとガールズバーの違いは？
コンカフェやメイドカフェでの仕事を探しているとよく出てくる「ガールズバー」。もっとも大きな違いは、コンセプトがあるかどうかです。
仕事内容や営業時間は、バー形態のコンカフェとガールズバーはほとんど同じです。しかし、ガールズバーは女の子の系統などのコンセプトはあっても、オリジナルの世界観を踏まえたお店の内装やメニューはありません。
また、ガールズバーは「ライトなキャバクラ」のように考えているお客さんも多いため、連絡先を頻繁に聞かれます。もちろん同伴・アフターに誘われることも多いです。
外で会う場合にはお店のように守ってくれる場所ではないため、女の子によっては危険を感じる可能性もあります。
コンカフェとガルバはどっちが稼げる？
稼ぎやすいのは、ガールズバーです。
どちらのお店でも、時給の他に稼ぐ主なバックはドリンクバックです。コンカフェではチェキやグッズなどでもバックが付きますが、ガールズバーにはありません。
しかし、ガールズバーはコンカフェと比べてドリンクバックを貰いやすいです。お客さんも世界観やエンターテインメントを求めての来店ではなく、お酒を楽しむために来ていることが多いためです。
コンカフェではイベントなどを行った時に主に出るボトルも、ガールズバーではそれなりに出ます。単価が高い分、バックもそれだけ高額です。ドリンクバックよりボトルバックのほうが、割合が高いお店もあります。
連絡先を交換して営業をかければ、お店に呼んだ分だけ収入につながります。制約が少ない分、コンカフェよりガールズバーのほうが稼ぎやすいのです。
【Q&A】コンカフェとメイドカフェの違いのよくある質問
コンカフェやメイドカフェで働きたいと考えたときに出る、よくある質問を紹介します。
これからコンカフェやメイドカフェで働きたい人や、初心者さんは要チェックです！
コンカフェは闇深いと言われる理由は？
コンカフェが闇深いと言われる理由は、いくつかあります。
- 運営元がグレー
- 違法なお店があった
- 変なお客さんが付くことがある
安心して働くためにも、注意してお店を選びましょう。
関連 コンカフェバイトは危ないの？危なくないコンカフェバイトを見つける方法
運営元がグレー
運営に、危ないお仕事の人や団体が関わっていることがあります。
もちろんほとんどのお店が普通の企業や個人経営で営業しています。しかし、過去には実際に反社会的な運営元が営業していたコンカフェが摘発されたことも…。
今は警察の取り締まりも厳しくなっているため、ほとんどありません。
ただし、資金源としてコンカフェを運営している場合が無いとは言いきれないため、注意しましょう。
事前にお店について調べる、働いていても悪い噂を聞いたら直ぐに辞めるのが大切です。
違法なお店があった
現在は警察の取り締まりもあり、ほとんどありませんが、過去には風営法違反などで摘発されたお店もあります。
接触がある、お酌する、カラオケデュエットをするなどは全て風営法の許可が必要です。許可を取っていない、または許可を受けていても18歳未満が働いているとその時点で違法です。
自分で自分の身を守るためには、風営法について軽くでも知っておくことが大切。分かりやすく説明しているサイトもあるため、気になる人は調べてみてください。「これっていいの？」と気になった時点で調べていくのもおすすめですよ。（法律事務所）
変なお客さんが付くことがある
唯一、現在でも危険なのがお客さんとの関係。
職種上ある程度は仕方ないとはいえ、危険は避けたいですよね。
1番危ないのは、自分を好きにさせてお金を使わせる「色恋営業」を行った場合。
自分の収入は上がりますが、お店以外でのストーカーや店内での迷惑行為に繋がる可能性もあります。過度な色恋営業は、自己責任で行いましょう。
ちなみに筆者は、過去に少し危ない団体が運営していたコンカフェで働いたことがあります。
よく調べずに働き始めてしまいましたが、お店の雰囲気に何となく違和感を感じて調べてみて発覚しました。これから働き始めるのであれば、よく調べて、1度お店に行ってみてから応募することをおすすめします。
ただ、警察の取り締まりも厳しくなっていますので、闇の深いコンカフェに当たることは滅多にありません。安心して働いて大丈夫ですよ。
コンカフェバイトはやっぱり顔が命？
顔が良いに越したことはないのは事実です。しかし、平均程度のかわいさがあれば、採用されることも多いです。
採用されるコツは、自分の顔の系統に合ったお店を選ぶこと。働きたいお店と系統が合わないのなら、メイクやファッションで寄せて面接に行きましょう。
コンカフェやメイドカフェで働いている先輩たちも、働き始めてから雰囲気が変わる人が多いです。元々かわいい子だけではなく、平均的なかわいさの女の子でもかわいくなれます。
また、人気キャストになるために大切なのは顔だけではありません。自撮りやお店での立ち回りなども大切な要素。お客さんから自分がどう見られているか、を理解することも人気キャストへの1歩です。
きちんと仕事をこなす真面目さ、盛り上げるトーク術など、要素はたくさんあります。他のキャストと比べて差別化できるポイントを見つけるのが大切ですよ。
顔が良いのはアドバンテージにはなりますが、それだけが全てではありません。自信を持って挑戦してみましょう。
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コンカフェバイトは高校生でもできる？仕事内容に制限はある？
コンカフェでのバイトは、募集があるお店であれば高校生でも可能です。ただし、全ての仕事ができるわけではないため注意しましょう。
まず、勤務時間に制限があります。
22時以降の18歳未満の就労は禁止されているため、それまでしか働けません。営業開始が遅いお店だと、働ける時間が短くなるため採用されにくいです。
お酒を飲むことも、もちろん禁止です。そのため、ドリンクやボトルが多く出るお店でもソフトドリンクしか飲めません。コンカフェでは年齢を公開しないことも多いので、ドリンクを貰うシステムのないコンカフェが働きやすいですよ。
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コンカフェとメイドカフェの違い｜まとめ
コンカフェとメイドカフェの違いは、「メイドのコンセプトか」と「メインの業務」です。制服だけではなく、営業時間・安全性・稼ぎやすさなども基準にして働きたいお店を選びましょう。
年齢や深夜営業、飲酒のあるなしは、全てのコンカフェ・メイドカフェに当てはまるものではありません。応募する前に、しっかり自分で調べることが大切です。その上で1度お店にお客さんとして来店しておくと安心ですよ。
似た形態でも、ガールズバーはお酒がメイン。稼ぎやすくても、働きやすいとは限りません。やりたい仕事、働きたいお店かどうかもしっかり考えましょう。
自分に合ったコンカフェやメイドカフェを見つけて、素敵なキャストになってくださいね。
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